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ヒゲ脱毛をする意義
メンズリゼ(福岡天神院)でのヒゲ脱毛もようやく8回目を迎えた。
この8回目が私の中では大きな境目になるような気がしてならない。
根拠はないがそういう気がしている。
7回目終了後の髭の状態に確かな手ごたえを感じたからかもしれない。
もしくは、単に「いい加減になくなっていい頃だろう」という期待によるものかもしれない。
おそらく、もっとも大きな理由は、「私の中の髭に対する思い」に変化が生じたことだろう。
ヒゲ脱毛開始前は髭剃りしても青髭が目立ち、髭を生やしていたほうがマシなくらいひどい有様だった。ところが、憎い憎いと思っていた髭が少しずつではあるが確実に減ってきて、髭も剃りやすくなっている。そのうえ、髭を剃れば(まだまだ生えてくるが)、そこまで青髭が目立たないようになっているような気もするのである。
髭への憎しみが和らいできているのだ。
そのことを実感したときに私は逆に恐ろしくもなった。
このまま髭がなくなれば、髭を憎んでいたことや髭によって被った不利益を忘れるのではないか、と。それはつまり、自分の中で「髭がない状態を当たり前」に思ってしまうようになるということである。これでは苦労してヒゲ脱毛をし続けてきた意味がなくなってしまう。
髭がない状態をプラスマイナスゼロではなく、髭がない状態を確実にプラスにしなければならないのだ。
でなければ、ヒゲ脱毛は無価値になってしまう。
だから、ヒゲ脱毛が確実に人生にプラスになるよう、改めてその意義を確認したいと思った。
8回目は今までで最も丁寧
今回は実に快適なヒゲ脱毛だった。
施術後の気分がまるで違う。
看護師さんのクオリティ次第でここまで変わるものなのか、と驚いたほどである。
まず、照射の順番。
鼻下からの照射というこれまでにないパターンで少し不安になったが、そんな気持ちはすぐに消え去った。
鼻下⇒アゴ⇒アゴ下⇒頬
痛みの強いところからやるというのは理に適っているかもしれないと気付いた。
(ヒゲ脱毛を始める方は鼻下から照射してもらうようにするといいかもしれない)
照射スピードは速め。
おそらくすぐに終わらせるために素早く照射しているのだろうと思う。瞬間痛み度は高いが、耐える時間は短くなる。
痛みはやはり強かったが、ほぼ痛みを感じない部分もところどころあった。
もう髭がなくなっている部分だろう。
特筆すべきは、看護師さんの声かけ。
各部位照射前に痛くないかどうか確認してくれた。
「痛くないですか?大丈夫ですか?」と。
そのうえ、施術中も何度も痛みを気にかけてくれたのである。
気持ち的に非常に楽になった。
これはかなりやり手のテクニックだなあと思う。
物理的な痛みだけではなく、精神的な部分もケアすることで、痛みが最小限に抑えられていたのである。
それから、施術後。
いつも通り冷タオルでのアイシングまで行なったが、首周りの赤みが引かずにいた。
これまでなら、まあ30分もすれば引くからいいでしょ、みたいな感じで終了だったであろう。
ところが、今回の看護師さんは、
「追加で5分ほど冷やしましょうか?」と
心配しながら訊いてきたのである。
へえ、そんなサービスしてくれるんだと思った私は、せっかくなのでお願いした。
すると、奥のパウダールームに案内され、新しい冷タオルを渡された。
「5分後にまた来ますね」
このような処置をされたのは今回が初めてだ。
そのおかげか赤みは早めに引いた。
痛み自体はこれまでで一番耐え抜くという感じのしない照射であったが、肌にはそれでもダメージが与えられていたらしい。
アイシングは大事だと改めて思った。
今回の看護師さんは最後まで実に丁寧だった。
もちろん初めに名乗って挨拶もしてくれたし、文句のつけようがない。
パーフェクトと言っても過言ではない。
8回目は今までで最も快適な施術となった。
実に満足である。
これならヒゲ脱毛自体が人生にとってプラスになっているような気さえする。
ヒゲ脱毛8回目の結果と感想はこちら