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10分前に到着がちょうど良い
メンズリゼ福岡天神院にて
前回(3回目)と前々回(2回目)では、雑な印象を受ける施術であったために、ヒゲ脱毛の『普通』が分からなくなってしまった。
「まさかまた同じ看護師にはならないだろう」と思いながら、今回は10分前に到着。
早く着きすぎると待合室を圧迫してしまうので、多分これくらいがちょうど良いだろう。
待ち時間も少なくて済む。
時間になると、看護師さんが呼びに来た。
「おっ、前とは違う人だ」と安堵してしまう。
さすがに3回も続けて同じ看護師さんになることはなかったようだ。
今回の施術でようやく、ヒゲ脱毛の『普通』が分かるはず。
それでは、ヒゲ脱毛5回コースの4回目開始だ。
4回目担当の看護師さんは非常に丁寧
施術前に名乗るのはやはり当たり前だったか…(2回目は名乗らなかったので)。
一応、今回も名前を覚えておく。
今回の看護師さんは、施術によって起こるかもしれないトラブルや施術の際の注意事項をしっかり説明してくれる。
それに、こちらの要望をあらかじめ確認してくれた。
小鼻の際(きわ)の照射やニキビができやすいことをカウンセリング時に伝えておいたのだが、それが初めて意味があったように思う。
2回目3回目では施術前に小鼻の際の照射をお願いしていたが、ようやくその手間が省けた。
これが公式サイトで言うところの「電子カルテによる情報の共有」なのだろう。
今回担当の看護師さんは、丁寧さが非常に好印象だった。2回目3回目の施術で不信感が募っただけにどうしても比べてしまうのは仕方ない。
- マーカーの位置を入念に確認
- どの部位から照射してほしいか訊く
- 施術中にクーリング
- 前もって声掛け、確認
施術範囲の確認で顔にマーカーを引くのだが、これまでは「ここまでしか施術しません。料金以外の場所は絶対に施術しませんよ」というような含みのある言い方での確認であった。
しかし、今回は「髭の生えているところは全部照射しますよ。希望があれば言って下さい」という感じの確認。全然違うじゃないか。
「ここは髭に入らないよなあ」と思うところは遠慮して諦めていたのだが、今回はギリギリまでしてくれるように頼むことができた。これは大きい。初めからそう言ってくれたら良かったのに…。
照射の順番は決まっているのかと思っていたが、そうではないらしい。
今回「どこの照射からがいいですか?」と訊かれた。
どこからでも問題ないです、と答えると、左頬からの照射に。
左頬⇒左アゴ下⇒右頬⇒右アゴ下⇒中央アゴ下⇒アゴ⇒小鼻際⇒鼻下
の順で、やけに細かく分けての照射であった。
さらに、アゴが終わった時点でクーリングをしてくれた。
施術途中でクーリングしてくれたのは初めてである。こちらが言えばいつでもしてくれるのだが、私の場合、早く終わってほしいので、特に要求はしなかった。
でも、アゴに冷タオルを当てたまま鼻下の照射に移ってくれたことで、痛みがこれまでより確実に少なく済んだ。
あと、照射する前に「では行きますよー」とか、照射する際に、頬や喉、鼻下、口角などは照射しやすいように頭を動かすのだが、こちらが顔の向きを変えるたびに、「ありがとうございます」「失礼します」とか、いちいち断りやお礼を言うのが、特に印象に残った。
以上のように、今回(4回目)の看護師さんは本当に丁寧であった。
「ああ、これがヒゲ脱毛か」と今さらながら思ってしまうほどに。
ようやく『普通』が分かった気がする。2回目3回目よりも丁寧な施術のおかげで、やっと安堵できた。
非常に丁寧だったのだが…
今回の看護師さんは丁寧で何の不満もない。
ないのだが、これはあくまで2回目3回目に比べてである。
丁寧な代わりに、「手際が悪い」ことも印象に残る施術だった。
まず、出力調整のミス。
施術前の確認で一度照射するのだが、それがまったく痛くなかった。
「よし今回は痛くない。髭が薄くなってきたのか?」と喜ぶのも束の間、実は看護師さんの出力ミス。出力調整し直して、もう一度照射するとやはり猛烈に痛かった。
次に、ヘラの当て方が不安定。
範囲以外のところを照射しないようにヘラでガードしながら施術するのだが、そのヘラの当て方がうまくいかないのか、何度も当て直していた。
おかげで施術にいつもより時間がかかった気がする。
それから、ゴーグルの付けっぱなし。
施術終了後、肌に冷タオルを当てて数分放置するのだが(この間看護師さんは退室する)、目に光が入らないようにするためのゴーグルを外さないまま出て行ってしまった。
いや、もう外してくれないと…。
最後に、軟膏の渡し忘れ。
「軟膏の使用期限が半年なのでこの後お渡ししますねー」と看護師さん。
最初の施術から半年経っていれば、軟膏をくれるのだそうだ。くれると思っていたが、結局もらえなかった。
帰り際に診察券カードを返してくれる受付の人は、担当の看護師さんではないので、おそらく看護師さんが受付の人に軟膏を渡すのを忘れていたのだろう。
あまりにもナチュラルに忘れられたので、私も帰っている途中にやっと気付いたほど。
うーむ。
とまあ、いろんな意味で印象に残る施術となった。
良くも悪くも話題に事欠かない。
丁寧だけど手際が悪い…。
それでも、2回目3回目に比べれば、はるかに快適なヒゲ脱毛だったのは間違いない。
なんだか、ヒゲ脱毛の体験談ではなく、看護師さんの観察がメインになっている気がするが…。
とにかく、髭が無くなるという結果が早く出れば何も問題ないのである。