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家庭用脱毛器はヒゲには効果なし
結論:「家庭用脱毛器でヒゲ脱毛は不可能」
残念ながら、結論から言えばこうである。
自宅で手軽に自分のペースでできるのが家庭用脱毛器のメリットだが、濃いヒゲにはまったくもって効果を発揮しない。
無意味に等しい。いや、お金と時間がかかる分、損するだけだ。
毎日毎日使い続けたとしても、何年かかるか分からないほど。
ヒゲが薄くなったと感じる時まですら、永遠に思えるくらいかかるだろう。
濃く太く硬い「髭」の脱毛には、家庭用脱毛器は焼け石に水である。
なぜ家庭用脱毛器が無意味なのかその理由を以下から説明しよう。
家庭用脱毛器の種類と効果
一般的に有名な家庭用脱毛器は、
トリア
の2つ。どちらも非常に人気の商品だが…
ケノンは、フラッシュ脱毛器なので痛みが少なく、毛のあまり濃くない部分には最適。エステサロンと同じ目的(美容目的)で使うには十分だろう。
しかし、細く薄い毛なら効果を発揮するだろうが、ヒゲ脱毛効果はほぼ期待できない。
そもそもエステサロンの脱毛さえ、ヒゲの場合は基本的にやめたほうがいいのだから、家庭用脱毛器などではなおさらである。
エステサロン以下の効果しか見込めない家庭用脱毛器をお勧めする訳にはいかない。
↓エステサロンでのヒゲ脱毛効果に関してはこちら↓
トリアは、唯一の家庭用レーザー脱毛器。
日本では、資格を持つ医師・看護師のいる病院(医療クリニック)でしかレーザー脱毛はできない。 しかし、トリアは海外の製品なので、日本の法律適用外なのだ。レーザー脱毛は痛みが強い分、フラッシュ脱毛より効果を期待できる。だが、日本において資格の必要な行為を、自分で行うには相応のリスクが伴う。
レーザーの強い痛みと熱による作用で起こる恐れのあるトラブルに、適切に対処できなければ取り返しのつかないことになるのだ。
それに何より、自分で自分のアゴに機器を当てることを考えてみてほしい。
間違いなくきっちり照射できない。
特にアゴのラインなんかはバラバラになってしまうはずだ。
照射漏れがあると、たとえ効果が出たとしても、不自然にヒゲの跡が残ることになる。
また、うまく照射できないうえに、痛みもあるのだ。
早く済ませてしまおうと思って焦ってやってしまうに違いない。
そうなるとどうなるか。
『まともに効果を出せない+肌トラブルが起きる』
という悲惨な状態になるのだ。
おまけにケノンもトリアも値段は決してお手頃とは言えない。
トリア:54,800円(使い切り)
効果がほぼ見込めない機械にこれだけの金額を払うのが、高いか安いかは明白である。
終わりが見えないと続けるのは難しい
手軽さが人気の家庭用脱毛器だが、上記のようにデメリットがたくさんある。
ヒゲをなくすためには、痛みに耐え、打ち漏れがないか入念に確認し、終わりの見えないなか継続しなければならない。
それも、全部自分の判断と根気を持って、だ。
さらに、それは2年や3年のどころの話ではない。
一体どれだけの時間がかかるのだろう。
いつまで続ければヒゲは薄くなるのだろう。
この痛みと労力に見合う日は来るのだろうか。
ああ、もうやめてしまおうかな。
面倒だ。面倒だ。面倒…だ。
と、なることだけは目に見えてハッキリしている。
家庭用脱毛器は、手軽に見えて全然手軽ではないというのが現実だ。
特にヒゲに対しては。
以上から、家庭用脱毛器でヒゲ脱毛はどうあがいてもできないことが理解できるはずだ。
別の手段を強くお勧めする。
家庭用脱毛器でヒゲ脱毛は無意味&無理なのだ。
ヒゲには、医療クリニックでのレーザー脱毛しかない
濃く太く硬いヒゲを効率良くカンペキになくすには、医療クリニックの医療レーザーで行おう。
医療レーザー脱毛は、有資格の看護師・医師が在中するクリニックでのみ行える医療行為のため、効果と安全は保証されている。
施術で万が一トラブルが発生したとしても、適切に対処・治療してもらえるのだ。
また、レーザー脱毛に伴う痛みを緩和する対策も充実している。痛みが心配な方は安心しよう。
⇒【痛みについて】医療レーザーでのヒゲ脱毛 麻酔は必要なのか?
ヒゲの場合、6週間~8週間ほど施術間隔が空く。
ヒゲが薄くなったと実感するまで、1年。ツルツルにするまでに2年はかかる。
ヒゲの毛周期に合わせて施術しないといけないため時間はかかるが、先の見えない家庭用脱毛器よりはるかに気が楽なのは間違いない。
納得いくまで脱毛するなら、やはりお金もかかる。
が、確実に効果のあるものに相応の対価を支払うのは、ごく自然なことだ。
手軽さや安さに飛びついても後悔するだけである。
そもそも、もう十分にヒゲには苦しまされてきたはずだ。これ以上、遠回りする必要はない。
ヒゲに振り回される人生はこれで終わりにしよう。