初めて脱毛をする人がまず選ぶのは、ワキです。別にワキから脱毛しなければならないと決まっているわけではありません。でも、日頃から自己処理の面倒さに飽き飽きしている部位でもあり、また、範囲が狭く料金も安いため、初めての脱毛ではワキを選ぶ人が多いですね。

ただ、なにも考えずにいきなり脱毛に通いだすよりも、事前にある程度の準備をしておいた方がスムーズに脱毛が始められ、脱毛の効果も高めることができます。

今からワキ脱毛を始める人は、以下のスキンケア2点に気を付けてみましょう!

自己処理の中止

自己処理の方法によっては、脱毛の効果を半減させてしまうものもあります。毎日のように自己処理している人にとってはつらいかもしれませんが、気を付けてください。

まず、今すぐ中止しなければならない自己処理は、
・毛抜きを使った処理
・ワックスや脱毛テープを使った処理
つまり、「抜く」タイプの自己処理です。毛を抜いていると毛周期が乱れたり肌のダメージが大きくなったり、ということももちろんありますが、それだけではありません。毛穴に毛が存在していないと、脱毛機を照射してもまったく効果が無いんです。脱毛機は毛穴の奥にあるメラニン色素に反応するため、毛は抜かずに置いておかないといけないんです。

また、抜く以外の自己処理、たとえば
・カミソリによるシェービング
・除毛クリーム
といった自己処理でもなるべく控えた方が無難です。

自己処理をする以上、肌へのダメージは避けられません。肌がダメージを受けている状態だと、脱毛にも悪影響があります。

明らかな肌荒れや色素沈着を起こしている場合は、その部分には照射できなくなってしまいます。もし、ワキ全体が肌荒れしていたり色素沈着しているようであれば施術そのものができません。

また、そこまでひどい状態でなくても、乾燥気味の場合は効果が落ちてしまいますし、また、痛みも強く感じやすいという問題もあります。

ワキの脱毛をするには、肌トラブルの無いキレイな肌でないとダメなんです。抜くタイプの自己処理は一切やめましょう。

普段の自己処理もなるべくしない方がいいので、ノースリーブや半袖の服を避けたり、彼氏とのお泊りデートのとき以外は自己処理しないなど対策を考えておきましょうね。

保湿の強化

肌がきれいな方が脱毛の効果は高くなります。また、肌の色も白ければ白いほど、効果は高まるものです。ワキなので日焼けはしていないと思いますが、色素沈着気味の場合は美白ケアも必要になってくるでしょう。

脱毛に通う上であらかじめ準備しておきたいのが、保湿です。美白ケアも、突き詰めればとにかく保湿することになるので、日頃から意識していつも以上に保湿していきましょう。

肌が乾燥していると色素沈着を起こしやすくなるほか、さまざまな肌トラブルの原因にもなります。お風呂上りのスキンケアでは普段ワキまでケアしていないという女性も多いですが、脱毛前と脱毛に通っているあいだは、念入りにケアするのがおすすめですよ。

ワキは皮膚が薄いところなので、ボディローションではなく顔用の基礎化粧品を使ってもいいぐらいです。

保湿をしっかり強化しておけば肌のターンオーバーが整い、丈夫な強い肌を育てることができます。十分に保湿されている肌だと脱毛の効果も出やすくなるので、とにかく手を抜かずに丁寧にケアしておきましょう。

ワキの脱毛をすることによって自己処理が楽になるだけでなく、初めての人にとっては「脱毛ってこんな感じなんだ」と分かったり、ワキの肌がきれいになって自分に自信が持てるようになるという効果もあります。

肌状態が悪いせいで脱毛効果が失われることのないよう、脱毛に行くと決めたその日からしっかりケアしていきましょうね!