脱毛ワックスを手作りする方法
欧米の方にとって、ポピュラーなワックス脱毛。専用のワックスを肌に塗り、ベリッと剥がすワイルドな自己処理法です!
脱毛ワックスにはいろんな種類がありますが、簡単なものなら手作りすることも可能です。自宅にあるような普通の材料だけで作れるので、ワックス脱毛を試してみたい方は自分で手作りしてみてはいかがでしょうか? 購入すると高いワックスも、自分で作れば300円程度でたっぷり使えますよ。
脱毛ワックスの作り方
【材料】
・砂糖……500g 白砂糖がおすすめ。
・レモン汁……50ml レモンを絞っても、「食卓レモン」など市販のものでも大丈夫。
・水……500ml
【作り方】
【1】小鍋にすべての材料を入れる
【2】中火にかける
【3】ヘラで混ぜながら熱していく
【4】徐々に茶色く色付いてくるので、こげ茶色(カラメル色)になれば完成!
※混ぜ続けないと焦げ付いてしまうので気を付けてください。
※完成まで、およそ30程度かかります。
【保存方法】
タッパーなどの保存容器に入れて、冷蔵庫で保管する。使用期限は特にないですが、水分が蒸発してカラカラになってしまったら使えなくなります。しっかり密閉できる容器に入れておきましょう。
脱毛ワックスの使い方
手作りした脱毛ワックスは、タイプ的には「ソフトタイプ」と呼ばれるワックスです。使用するときには以下のものを用意しましょう。
【用意するもの】
・脱毛ワックス
・布……手ぬぐいやガーゼ、不織布の布巾など。(処理したい部分に合わせた大きさに切る)
・スパチュラ……ヘラやスプーンでOK
※布は、あまり薄いものだと使いにくいです。洗えば繰り返し使えますが、面倒な人は100均などで手に入る不織布タイプの布巾を使い捨ててもいいでしょう。
※スパチュラも、洗うのが面倒な人はアイスを買ってきたときについてくる木のスプーンなどを使うといいですよ。
【手順】
【1】脱毛ワックスを温める。電子レンジで20秒程度。※機種によるので加減してください
【2】処理したい部分にワックスを薄く塗る。
【3】ワックスを塗った上から布を貼りつける。
【4】ワックスが乾いたら、布ごと一気に剥がす。
【5】肌に残ったワックスを洗い流す。※範囲が狭い場合は濡れたタオルでふき取るだけでもOK
【6】タオルでくるんだ保冷剤などを使い、処理した部分の肌を冷やす。
【7】ボディローションなどで保湿する。
脱毛ワックスを塗るときには極力薄く塗りますが、しっかり毛を絡ませるように意識すると上手く塗れます。剥がすときには、毛の方向と逆に、一気に剥がしてください。
処理後の肌は熱を持っていてダメージも受けているので、しっかり冷やすことと、保湿することをサボらないでくださいね!
人によっては布無しでワックスを塗るだけでも使っていますが、布があった方が使いやすいです。慣れてきたら、布無しにもチャレンジしてみてはどうでしょうか?
ワックス脱毛はおすすめの方法ではないので注意!
ワックス脱毛は、肌を傷める可能性も高い処理法です。はじめのうちは大丈夫でも、ワックス脱毛を繰り返してるうちに肌のダメージが蓄積され、お肌が荒れやすくなってしまうことも。
「その場しのぎ」というか、一時的な対処法としてワックス脱毛をすることは否定しませんが、常用するのはおすすめできないです。
急いでムダ毛をなくしたい! という場合はワックス脱毛で対処するにしても、ずっときれいな肌をキープしたいのであればエステサロンやクリニックの脱毛に通うか、もしくは一切自己処理をしないようにしましょう。
欧米人と違い、日本人は肌がデリケートなのでワックス脱毛は向いていません。欧米でワックス脱毛が主流なのは、毛の色が薄い人が多いために光脱毛やレーザー脱毛の効果が出にくいということと、日本ほど光・レーザー脱毛が普及していないためにまだまだ価格が高い、ということが理由として挙げられます。
いくら「アメリカ人もやってる☆」なんて話を聞いても、アジア人ならワックス脱毛はなるべくやらないようにしましょうね!