脱毛は、エステサロンやクリニックに通うのではなく自宅で! という人もいますよね。家庭用脱毛器を使えば、自宅にいながら脱毛できちゃいます。

家庭用脱毛器にもいろんな商品がありますが、主に光脱毛器とレーザー脱毛器があり、それぞれ異なる特徴を持っています。自宅で脱毛するなら、どちらがいいのでしょうか?

脱毛効果が高いのはレーザー

純粋な脱毛への効果という点で優れているのは、光脱毛器よりもレーザー脱毛器です。

光脱毛もレーザー脱毛も、脱毛の仕組みとしては同じで、

光(レーザー)によって毛根にダメージを与え、体毛が再生されないようにする

というもの。

違いは、簡単に言ってしまえばパワーの強さです。レーザーの方が毛根に与える影響が大きいため、脱毛効果が上がりやすくなるんです。

脱毛効果が高いということは、それだけ1回の施術で確実にムダ毛を処理しやすく、脱毛回数を減らし、また、脱毛期間を短くすることができるということです。

脱毛時間が短いのは光

1回あたりの脱毛時間が短くて済むのは、レーザー脱毛器よりも光脱毛器です。

家庭用レーザー脱毛器の場合、1発あたりの照射範囲が狭いため、照射回数が多く必要で、どうしても時間がかかってしまいます。レーザー脱毛器トリアの場合は、照射口が直径1cmの円形です。

家庭用光脱毛器の場合は、商品によっても差がありますがレーザー脱毛器に比べると断然照射口が広いです。1発の照射で処理できる範囲が広いため、少ない照射数で施術を終えることができます。家庭用光脱毛器の中でも特に大きな照射口を誇るケノンの場合、3.7cm×2.5cmの長方形です。

これだけ照射口の大きさに違いがあると、脱毛にかかる時間も何倍も変わってしまいます。

使いやすいのは光

家庭用脱毛器は、扱いやすさも重要です。ずっと手に持って照射していくのですから、持ちにくい形だったり重たかったりすると疲れてしまいますよね。

レーザー脱毛器の場合、小さめのドライヤーぐらいの重さがあるため意外に重いです。ドライヤーでも、腕が疲れてきたりしますもんね。

光脱毛器の場合、商品によりますが、本体とハンドピースが分かれているものもあります。本体とハンドピースはコードでつながっていて、本体部分は机などに置いた状態になるのでハンドピース分の重さしか感じません。ハンドピース自体はiPhone6ぐらいの重さ(iPhone5Sよりちょっと重いぐらい)です。

光脱毛器の方が、軽い分長時間使っていても疲れにくく、扱いやすいと言えるでしょう。

コストパフォーマンスが高いのはレーザー

家庭用脱毛器を購入する際には、コストパフォーマンスも見逃せません。

レーザー脱毛器は、本体を購入すれば他に別途購入すべきものはありません。充電式なので、充電しながら何度でも使えます(充電可能回数は300~500回と言われています)。内臓バッテリーが消耗すると交換が必要になりますが、好感を経験する前に脱毛が終わる可能性の方が高いです。トコトン脱毛しまくりたいなら1回ぐらいは交換が必要になりそうです。

一方、光脱毛器の場合は消耗品であるカートリッジを購入する必要があります。購入時に付属品として1つぐらいは付いてきますが、1つで脱毛が完了するわけもなく、商品によっては何十個と買い足さなくてはなりません。比較的コスパの良い光脱毛器でも少なくとも2個はカートリッジが必要になります。

光脱毛器の本体価格+カートリッジの合計金額と比較すると、レーザー脱毛器の方が安くつきますよ。

まとめ:好みに合わせて選ぼう

まとめると、

レーザー脱毛器⇒脱毛効果が高くてコスパがいい
光脱毛器⇒脱毛時間が短く挫折しにくい

ということになります。

「何がなんでもムダ毛をなくしてやる……っ」という執念をお持ちの方ならレーザー脱毛器を選ぶのがおすすめです。脱毛時間が短く腕も疲れるけど、執念があればなんとかなります。

わたしのように飽きっぽく面倒くさがり屋さんの場合は、光脱毛器の方がいいでしょうね。多少コスパが悪くて脱毛回数自体は多くなっても、サクサク脱毛できるので疲れにくく飽きにくいです。

いくらコスパがいいからとレーザー脱毛器を選んでも使わなくなってしまってはお金がもったいないですし、使っている人が多そうだからと光脱毛器を選んでも、効果に満足できなければ意味がありません。家庭用脱毛器はレーザーか光かの2種類ですから、自分の性格に合わせて選ぶのがおすすめですよ。