高校生以下の子供でも家庭用脱毛器は使えるのか?
家庭用脱毛器は、自宅で脱毛ができるのが魅力です。なんらかの事情で脱毛に通えない方にはぴったりの脱毛法ですよね。
なんらかの事情で脱毛に通えないという人の中には、未成年も含まれます。脱毛エステサロンやクリニックでは、対象を「18歳以上」としているところも多く、18歳未満の人は契約できないことがあるんです。
目次です♪
高校生以下の子供に使える?
高校生以下の子供でも脱毛できるのか、家庭用脱毛器のうち当サイトで紹介している商品について調べてみました。
・ケノン
明示・明言無し。
取扱説明書には、注意として「子供の手の届かないところに保管し、使わせない。」と書かれています。
・エピナード
公式サイト内記載あり。
乳幼児やお子様へのご使用は避けてください。
出典:エピナード公式サイト
・トリア
公式サイト内、取扱説明書に記載あり。
18歳に満たない方 はトリア・レーザー4Xをご使用にならないでください。トリア・レーザー4X のお子様への使用については研究が行われておらず、大怪我をする恐れがあります。
出典:トリア公式サイト内、取扱説明書
はっきりと年齢にまで明言しているのはトリアのみですが、いずれも子供は使ってはいけない、ということになっています。
高校生以下の子供が家庭用脱毛器を使えない理由
家庭用脱毛器が子供に使えないのには、もちろん理由があります。
成長期で効果が出にくいから
成長期のあいだは、ムダ毛も一緒に成長しています。つまり、せっかく脱毛したとしても、成長の過程で今まで生えていいなかった毛まで生えてくることがあるんです。脱毛しても脱毛しても終わらないので、長期にわたって脱毛することになり、結果として肌への負担が大きくなってしまいます。
肌への負担が大きいから
子供の肌も、まだ成長途中です。大人に比べると皮膚も薄く、刺激には弱いです。母親など大人が問題なく使えたとしても、子供でも大丈夫なのかは分かりません。
肌への負担が大きいため、極度に乾燥してしまったり、肌が荒れてしまう恐れもあります。
機械の扱いが危険だから
家庭用脱毛器は自宅で、自分で使えるのが魅力です。しかし、家庭用脱毛器を子供に使わせるのは危険です。説明書が読みこなせる高校生ぐらいであればまだしも、中学生以下の子供の場合は間違った使い方をしてしまう可能性もあります。
目に直接光が当たるなど重大事故につながる恐れもあるので、子供には絶対に使わせないようにしなければなりません。
スポット的な使い方もできれば避けるべき
小学生ぐらいのお子さんでも、ムダ毛に悩むことはあります。そのせいでプールに入るのを嫌がる、なんていうこともありますよね。そのため、「プールなどムダ毛を見られやすいときにたまに脱毛してあげるぐらいなら大丈夫」という意見もあるぐらいです。
しかし、脱毛クリップとしては、スポット的な使い方自体も、避けた方がいいと考えています。
まず、ネット上には間違った情報も多いのでここで正しい知識を身に付けてほしいのですが、たとえばプール授業の前日に家庭用脱毛器を使ったとしても、意味はありません!
家庭用脱毛器やエステサロン・クリニックの脱毛は、即効性は無いんです。照射後1週間ぐらいで生えていた毛が抜け始める、というものなので、前日に照射したところで当日にはまったく普段と変わらない状態にしかなりません。百歩譲って、照射するとしても1週間~2週間前に照射すべきです。
また、やはりスポット的な使い方をするにしても、気休めにしかなりません。そして、「プールとかのときだけだよ」と言って始めても、結局普段から使いたいと言う可能性が高いです。結局は頻繁に使うようになってしまったり、もしくは親に黙って勝手に使用することも考えられます。
もし、どうしても子供に脱毛したいという場合は、絶対に普段は手の届かないところに保管することです(かなり難しいですが)。
高校生以下なら他の方法でムダ毛対策を
最近はエステサロンでも小学生が脱毛できるところがありますが、これも、わたしはおすすめできないな、と思っています。成人に対しての安全性はだいぶ証明されてきましたが、子供の体への影響はまだまだ未知数だからです。
中学生や高校生ぐらいになるとレディースシェーバーとかをお小遣いで買って剃ったりするでしょうが、これも極力控えていただきたいところ。
抑毛効果のある豆乳ローションを使うなど、ムダ毛を目立たせなくする方法で対策する方が、肌のためには断然いいですし、隠したいならいっそ1年中長袖を着ている方が100倍マシです。
子供の脱毛についてはこちらに詳しく書いているので、ぜひ参考にされてください。
⇒小学生の娘が脱毛したいと言い出したときの対処法
家庭用脱毛器は子供への使用はできません。自己責任で自分の子供に脱毛してあげている親御さんがいるのも事実ですが、肌への影響がないとは言えませんので、慎重に判断するようお願いいたします。