肌が弱い人が家庭用脱毛器を使うときに気を付けること
家庭用脱毛器は、敏感肌やアトピーなど、肌が弱い人でも使えるのでしょうか? 肌が弱いからこそムダ毛の無い肌を手に入れて自己処理から解放されたいものですが、家庭用脱毛器による肌の影響が心配という人も多いはずです。
家庭用脱毛器は肌が乾燥しやすい
わたし自身、肌が弱い方です。敏感肌で、たまにアトピーの症状が出ます(普段は全然出ないけど、疲れが溜まると部分的に出る)。
家庭用脱毛器を使った経験から言うと、肌が乾燥しやすいというデメリットをお伝えしたいです。
もともと、脱毛というのはエステサロンやクリニックなどでも、肌を乾燥させやすいものです。レーザーや光の照射により皮膚に熱がこもり、その熱が肌の水分を奪ってしまうので、脱毛後に乾燥を感じることがあります。
ただ、エステサロンやクリニックで脱毛した後に、そこまでひどい乾燥を感じたことはありません。脱毛した部位が若干乾燥気味かな? と思ったことはありますが、それだけ。カサカサになるとか粉が吹くとか、そこまでの乾燥はしないんです。
一方、家庭用脱毛器の場合は目に見えて肌が乾燥しました。
使用後は必ず丁寧に保湿ケアをしていましたが、それでも(当時)20代とは思えないほどの乾燥っぷり。「こりゃいかん」と思って使用を中止しました。
肌の乾燥についてはこちらに詳しく書いています。
参考⇒わたしの家庭用脱毛器失敗談
肌の乾燥によって起こるトラブル
アトピー治療に真剣に取り組んでいる人なんかだとよくご存じかと思いますが、肌が弱っているときには保湿が大切です。
わたしは、普段はあまり肌を甘やかさない派ではありますが、アトピーの症状が出ているときや症状が出そうなときにはしっかり肌を保湿して、回復を助けるようにしています。
では、どうして肌の乾燥が良くないのか?
肌が乾燥すると、ターンオーバーは乱れて余計に肌の状態が悪くなり、ますます乾燥が進む……という悪循環に陥るからです。
アトピー体質の人だと、乾燥をきっかけに一気にアトピーの症状が出てしまうことがあります。わたしもよく分かりますが、一度悪化するとなかなか治らないんですよね。しっかり元の肌に戻すには徹底的な生活習慣の改善とか食生活に気を配るとか、皮膚科に通うとかしないといけません。
アトピーでない人でも、肌が弱めの人だとすぐに肌荒れを起こしてしまいます。乾燥しているということは肌が正常な機能を失っているので、水分が保持できなくて乾燥が進みます。乾燥が進むことによってバリア機能は完全に機能しなくなり、粉を吹いたりキメが荒くなって見た目が悪くなったり、最悪皮膚がボロボロになって人に見られたくないレベルにまでなってしまいます。
それでも、どうしても家庭用脱毛器を使いたいという方は、肌の乾燥を防ぐために細心の注意を払って保湿してください。詳しくはこちらの記事に書いているので、参考にしてくださいね。
⇒家庭用脱毛器で起こる「肌の乾燥」はこうして予防する
家庭用脱毛器の使用はおすすめしない
以上のことから、わたしは肌が弱い人には家庭用脱毛器の使用はおすすめしません。正直、よほど頑丈な肌の人じゃないと、家庭用脱毛器では満足できないのではないでしょうか。
もちろん、かと言って自己処理をし続けるというのもおすすめできません。やっぱり自己処理を続けていると肌にとっては負担になりますし、すでに肌が慢性的に乾燥しているという人も少なくないはず。自己処理をやめればキレイな肌に戻りますが、自己処理をやめて、なおかつムダ毛の悩みからも解放されるには脱毛するしかないですよね。
家庭用脱毛器を使って脱毛することを考えている人は、本当に家庭用脱毛器を使っていいのか再検討しましょう。エステサロンやクリニックに行った方が断然肌のためにはいいです。費用面でも、たしかに家庭用脱毛器を買うよりは高額いなるものの、必要な部分だけ脱毛するのであれば家庭用脱毛器と変わらないぐらいの費用で脱毛できる格安なお店もあります。