安易な自己処理が悲惨な肌トラブルのもと(ーー;)
ムダ毛をそのまま生やしっぱなしにしている、という人はほとんどいません。みなさん、何らかの処理を施していますね。
でも、脱毛に通っている人ばかりではありません。ということは……?
そう、自己処理しているわけですね。
その自己処理、今はいいかもしれないけど、いつか悲惨な肌トラブルを引き起こすかもしれません!
目次です♪
肌トラブル【1】慢性的な乾燥肌
ムダ毛の自己処理をしていると、肌の乾燥が気になることがありませんか?
自己処理をしていると、肌に細かいキズがたくさんつきます。カミソリでも肌の表面を削ってしまいますし、ワックス脱毛や毛抜きでも、肌の表面が無事では済みませんよね。
肌に細かいキズが付くことによって、肌が持っているバリア機能が弱ります。バリア機能というのはイコール保湿力と言ってもいいぐらいで、肌にたくさんの傷がつくことによって、肌は乾燥しやすくなるんです。
はじめのうちは「ちょっと乾燥してるな」っていうぐらいですが、いつのまにか肌の乾燥が慢性化し、さらに深刻な肌トラブルを引き起こすかもしれないのです。
肌トラブル【2】ブツブツ
特に毛抜きで抜いたりしている人に多いのが、肌表面のブツブツです。たとえば、ワキのムダ毛を毛抜きでせっせと抜いていると、肌の乾燥を通り越して、毛穴が鳥肌のようにブツブツになってしまうことがあります。
ブツブツができてしまうと、カミソリを当てるのも一苦労です。カミソリにブツブツが引っかかるから……。ブツブツも、はじめはあまり目立たないものですが、徐々に悪化していくと、カユミを伴ったり赤く目立ってしまうようになったりして、見た目も悪くなってしまいます。
見た目を良くするために自己処理してるのに、見た目が悪くなるなんて本末転倒です……。
肌トラブル【3】さまざまな感染症
肌の乾燥状態が続くと、バリア機能が低下している状態なので、いろんな菌に対する抵抗力も落ちてしまいます。自己処理後、こまかく傷ついたところに細菌が入り込み、その細菌が繁殖して肌トラブルを引き起こす、ということにもなってしまいます。
たとえば、自己処理による肌トラブルとして多い毛嚢炎。これは、毛穴の中に細菌が入り込み、炎症を起こしている状態のことを言います。
また、ニキビもアクネ菌という細菌が原因になっているものも多いですし、その他、肌がガサガサに荒れたり、アトピー性皮膚炎のようにガサガサ、じゅくじゅくになってしまうのも、黄色ブドウ球菌などの細菌が原因になっていることがあります。
わたしたちの肌には常在菌と言って、つねにたくさんの細菌が住みついている状態なのですが、肌のバリア機能が低下していると悪い細菌が繁殖しやすい環境になり、肌トラブルを深刻化させてしまう、ということを理解しておきましょう。
肌トラブル【4】色素沈着
さまざまな肌トラブルに悩まされるようになると、炎症を起こしていたところが治っても、キレイに治らずに色素沈着を起こしてしまうことがあります。シミと同じように、メラニン色素が炎症のあったところに残ってしまうので、これはもう最悪です。
色素沈着を起こしてしまうと、脱毛の施術も受けられません。
※クリニックだと、軽い色素沈着ぐらいなら照射してくれますが、エステサロンだと少しでも色素沈着があればその場所は避けて照射します。
しかも、色素沈着が出来てしまうと簡単には治りません。ハイドロキノンなど成分が入った美白化粧品を使うことで改善することもありますが、それでも完全に消すのはかなり難しい。美容皮膚科でシミ取りレーザーを当ててもらっても、消えない人もいるんです。
乾燥肌ぐらいなら……と何も対策を打たないでいると、いずれは慢性的な炎症になり、治っても色素沈着が残ってしまうことになってしまいます。
悲惨な肌トラブルを起こさないためには?
自己処理を続けていると、このような悲惨な肌トラブルにつながります。だからみなさん、脱毛しましょう!!
と、脱毛サロンの回し者のようなことは言いません。笑
ここまでひどい肌トラブルになってしまうのは、自己処理が悪いと言うよりも自己処理のやり方が悪い可能性があります。
まず、自己処理の方法。いろんな方法がありますが、最悪なのは毛抜きです。「剃るより綺麗になるから」とか言って抜いている人もいますが、これはやめた方がいい。肌の寿命が一気に縮んでしまいます。それに、効率も悪いし毛嚢炎のリスクも上がるし、いいこと無いです……。
それから、除毛クリームもハイリスクです。除毛クリームって、あんまり使っている人いないですが、使っている人は早めにやめましょう。除毛クリームは、ムダ毛を溶かすほどの強烈な薬剤を肌に塗ってるってことなので、これも肌の寿命を縮める怖い自己処理法です。
自己処理をするなら、剃るのが一番です。カミソリでも肌に傷はつきますが、やり方を間違えなければ肌トラブルになるリスクは減らせます。ポイントは、切れ味のいいカミソリを使うこと。だから、カミソリはこまめに交換してください。切れ味の悪いカミソリを使っていると、力を入れないと剃れなくなってきますし、このときに皮膚の表面まで一緒に削ってしまいます。
そして、入浴後など、しっかり肌が温まって柔らかくなっている状態で剃る、剃ったあとはしっかりアフターケアをする、ということを守ってください。そうすれば、自己処理のリスクを最小限に抑えることができますよ。
一番いいのはやっぱり脱毛です
わたしは決して脱毛サロンの回し者ではありませんが、それでも、自己処理を続けるぐらいなら脱毛した方がいいと思ってます。
脱毛も、肌に影響が無いわけではありません。でも、脱毛には終わりがありますよね。脱毛が完了してしまえばもう脱毛サロンに通う必要はありませんし、それ以上は肌に負担をかけることもありません。
自己処理だと、いつまでもムダ毛は生えてくるので、ムダ毛とかどうでもよくなる年齢になるまではず~っと処理し続けなければならず、ず~っと肌に負担を与え続けることになってしまいます。もしくは、途中で悲惨な肌トラブルに見舞われてしまい、とても自己処理できる状態でなくなってしまうことも考えられます。
実は、わたしも若い頃に比べると、肌が弱くなってきているのを実感しています。わたしは早くから脱毛に通っていたので今はほとんど自己処理する必要は無いのですが、それでも、ストレスとか些細なことで肌荒れすることが増えましたし、もし、今も自己処理を続けていたら、と思うとゾッとするのであります……。
肌がキレイなうちは、自己処理でも何の問題も無いと思われると思いますが、自己処理を続けていると近い将来肌の衰えを感じるはずです。脱毛に切り替えればそれ以上肌が傷むのは防げますし、年齢を重ねてもキレイな肌をキープできるようになるので、ぜひご検討くださいませ!