リスクがある! 生理中の脱毛を避けるべき理由
生理中は、脱毛するのは良くないと言われています。たしかに、VIO脱毛だと生理中に脱毛するというのは現実的ではないなぁと感じますが、他の部位なら特に問題があるようにも思えません。
実際、クリニックやエステサロンでは、生理中の脱毛を禁止していることはありません。VIO脱毛のみ、たとえタンポンを入れていたとしても脱毛できないことになっています。
それでも、生理中の脱毛は極力避けることをおすすめします! その理由を解説していきましょう。
生理中に脱毛を避けるべき理由
生理中は、ホルモンバランスの影響で、体がいつもと異なる状態になっています。そのため、こんな心配があるんです。
◎痛みを感じやすい
生理中の脱毛はいつも以上に痛みを感じやすいと言われています。普段痛みを感じない人でも、生理中だけは痛みを感じるということもありますし、もともと痛みを感じやすい人の場合は余計に痛く感じてしまって、施術を受けるのがつらくなるかもしれません。
◎肌が敏感になっている
生理中は肌の状態も不安定です。いつも以上に敏感になっているため、脱毛の刺激によって肌が荒れやすいです。もし肌が荒れてしまえば見た目も悪くなってしまいますし、肌荒れの治りが遅いと次の脱毛時にもまだ肌荒れが残っていることも。また、毛嚢炎など毛穴に雑菌が入りこんだ場合の炎症も治りにくくなることがあります。
生理中の脱毛には、このようなリスクがあることを覚えておきましょう。
生理中に脱毛に行ってもいい?
中には生理中の施術を断わっているお店もありますが、ほとんどのエステサロンやクリニックでは、VIO以外の脱毛であれば生理中でも施術はしてくれます。
「なるべく生理中は避けるように」といった話をされることはあっても、施術を禁止しているわけではないのでこちらの判断に任されているわけですね。
生理中であっても、脱毛に行くのはかまいません。前述したようなリスクがあるということを理解した上で、それでも脱毛に行くなら誰も止めることはできません。
ただし、鎮痛剤を服用する場合は注意が必要です。エステサロンの脱毛では特に、鎮痛剤の服用をしていると脱毛の施術ができないことがあります。目安としては、施術時の24時間以内に鎮痛剤を服用していると施術NGになることが多いですよ。
生理痛が痛いから、とか脱毛中の痛みを和らげたい、といった目的で鎮痛剤を飲んでいる人もいますが、鎮痛剤によっては色素沈着のリスクが増すなどさらに危険性が増すため、くれぐれも気を付けてください。どうしても鎮痛剤を飲みたい場合は、あらかじめお店に飲んでもいいかの確認だけしておいてくださいね。
生理中を避けて予約を入れよう!
快適な脱毛生活を送るには、生理中に脱毛予約を入れない、ということが肝心です! 生理周期というのはある程度分かっているものですし、脱毛の予約も自分の意思で入れるわけですから、生理日を外して予約することはできますよね。
生理中に脱毛するとやっぱり痛かったりだるくなったりすることもあるので、生理周期を調べてから予約を入れる習慣をつけておきましょう。
また、月額制の全身脱毛に通う人の場合、来店頻度が高いため生理日がかぶりやすくなります。できることなら来店ペースが低くて済むお店を選んだ方がいいですよ。
生理不順で、いつ生理がくるのか分からないという人もいるかと思います。生理不順だと次の生理がいつ来るのか読めないため予約日と生理がかぶってしまうこともありますね。生理不順の場合は仕方のないことではありますが、まずは生理周期を整える努力もしてみましょう。
生理不順は体質的なものもありますが、婦人科系の疾患が原因になっていることもありますので、婦人科を受診してみるのがおすすめ。また、漢方の服用などで体質改善すれば生理周期が整うこともあるので、併せて調べてみてくださいね。
ちなみに、VIOの脱毛をする場合は生理中に行くのは絶対にダメ! です。「バレなきゃいい」と思って行く人がいるようですが、経血でベッドを汚してしまう可能性もありますし、また、タンポンの紐を切ってまで生理中であることを隠そうとする人もいますが、タンポンが中に入り込んでしまう危険性もあります。VIOの脱毛をする場合は絶対に生理日を避けましょう。そして、VIO以外の脱毛をする人でも、極力生理中の施術は避けられるよう、慎重に予約を入れてくださいね!