性同一性障害(MtF)の方のヒゲ脱毛
性同一性障害(MtF)だと、女性専用のエステサロンに行けないことも多いですが、美容クリニックであれば脱毛可能です! むしろ、エステサロンの光脱毛よりも、医療レーザー脱毛の方がおすすめでもあるんです。
特にヒゲの脱毛。憎らしいヒゲも、脱毛してしまえばつるつるのお肌が手に入ります♪
ヒゲは真っ先に脱毛しよう
ムダ毛を剃って処理すると、どうしても剃った後に毛穴がポツポツ目立って気になりますよね。特に、ヒゲは深刻です。メイクをしても青いポツポツを隠しきれなかったり、隠すためにコンシーラーを塗りたくっているという人も多いもの。
ヒゲを脱毛してしまえば、「ポツポツ」自体が出来なくなるのでメイクもキレイにできるようになります!
ただ、ヒゲの脱毛って痛いし、回数もけっこうかかるんです……。
ヒゲ脱毛はどれぐらい痛い?
脱毛は痛いとよく言われますが、ほとんどの場合は大げさです。そこまで痛かったらこんなに脱毛が普及してるわけがない。
ただ、ヒゲ脱毛は別です。本当に、めちゃくちゃ痛い! らしいです。
わたしは女性ですが、顔脱毛をしたときは、ヒゲのあたりは痛かった……。ムダ毛の感じとしては、特に人より濃いというほどではないはず。男性みたいなヒゲは生えていません。それでも、痛かったんですよ。それなら、女性の産毛よりも断然太くて濃い男性のヒゲならもっともっと痛いでしょう……。
痛さの表現としては、
・輪ゴムを遠くから思いっきり弾かれた感じ
・毛抜きで抜くときの二倍
・手持ち花火を押し付けられる感じ(byゴールデンボンバー鬼龍院翔さんブログより)
そういえば、ゴールデンボンバーは樽美酒研二さんも脱毛してますよね。しかも、Oラインまでやってるらしい(そして、お尻の穴が取れそうなぐらい痛いらしい)。
とにかく、女性の脱毛とは比べものにならないぐらい痛いみたいです。でも、GACKTさんもやってるし、今田耕司さんもやってるし、ヒゲ脱毛している男性はかなり増えてます。
芸能人やMtFの方でなくても、営業職の方とか、わたしの周りでも脱毛に通っている人いますよ。だから、痛いと言っても死ぬほど痛いというわけでは無いはずです。
ちなみに、美容クリニックならエステサロンと違って麻酔が使えます! ガスタイプやクリームタイプなどいろいろあるので、(有料にはなりますが)、どうしても痛いのが辛かったら麻酔を使うといいですよ。
脱毛に通ううちにヒゲは薄くなってきて、徐々に感じる痛みもなくなっていきます。はじめのうちは辛いですが、なんとか耐えましょう!
ヒゲ脱毛にかかる回数は?
ヒゲ脱毛は一番回数が多くなると言われています。美容クリニックの脱毛は、標準的な回数が5~6回です。
女性向けの顔脱毛だと、9~10回必要です。
そして、男性のヒゲの場合、少なくとも12回、多い人だと30回以上通っている人もいるのだとか……!
かなり多いですね。
通う回数が多いということはそれだけお金も時間もかかります。
仮に20回通うとしたら、1か月おきに通ったとしても20か月以上。実際には、生えてくるヒゲの量が減ってくるのに合わせて通う頻度を空けていくので、2~3年はかかります。
費用も、医療レーザー脱毛ってけっこうかかるんですよね。脱毛が必要な範囲が小さい人でも7万円ほど、範囲が広い人だと20万円ぐらいは必要になってきます。
ヒゲ脱毛に必要な部位とは?
「ヒゲ」と言っても、人によってどこまで生えているかは変わります。脱毛クリニックでは細かく部位が分かれていることが多いんです。
部位の分け方はクリニックによっても異なりますが、たとえばこのように分けられています。
・鼻下
・あご
・あご下
・もみあげ
・頬
さらに、眉間という部位があるクリニックも。
それぞれ単品で契約できるほか、お得なセットプランも用意されているのでお得な方法で契約すると良いでしょう。
ヒゲ脱毛するときの流れ
中には、「脱毛するときにはヒゲを伸ばしていかないといけないの?」とか「メイクもしてはいけないの?」と不安な方もいらっしゃるでしょう。
では、ヒゲ脱毛はどのようにしておこなうのか、流れをご覧ください。
◎シェービングをしておく
美容クリニックでおこなわれている医療レーザー脱毛では、ヒゲを伸ばす必要がありません(ヒゲを伸ばすのはニードル脱毛)。むしろ、伸びていると脱毛効果に影響してしまうので、しっかり剃っておくようにしましょう。
前日でもいいですが、伸びるのが早い人は当日の朝でも大丈夫です。伸びた状態で行ってしまうと施術してもらえなかったり、もしくはシェービング代を請求されることもあるので注意してくださいね。
◎クレンジング
当日、クリニックに到着したらまずはメイクを落とすためにクレンジングをします。顔脱毛の場合、女性ならほぼ必ずメイクをしていますから、クリニックにもクレンジングが用意されています(自分でクレンジング剤を持参しなければならないクリニックもあります)。
◎施術
クレンジングが終わったら施術室に向かいます。ここからは痛みとの戦い! やることは特になくベッドで仰向けに寝ているだけですが、レーザーの刺激で寝られるほどのリラックス感は無いでしょう。
◎患部を冷やす
施術後は、肌が火照った状態になります。実際、顔が赤くなってしまう人もいますよ。看護師さんから保冷剤などを渡されますので、火照りが引くまでしっかり冷やしておきましょう。
尚、赤みがなかなか引かない場合は帰ってからも保冷剤で冷やしておくといいですよ。
◎メイク
施術後は、メイクをして帰ることができます。メイクコーナーが完備されているクリニックが多いですから、そこでゆっくりメイクしてから帰りましょう。メイク道具は、自分のものを持参してくださいね。
通っているうちにヒゲは薄くなります
男性のヒゲというのはもっともしぶといところなので、脱毛完了までにはそれなりの回数・期間が必要です。でも、脱毛に通い始めれば徐々にヒゲが生えてくるサイクルも遅くなりますし、生えてくる毛もだんだん薄く、まばらになってきます。
脱毛が完了するまでは2年ぐらいかかってしまいますが、2年間ずっとヒゲに悩まされるわけではなく、徐々に薄くなってきますから、だんだんメイクもしやすくなるはず。すっぴんの肌も、毛穴が目立たずきれいになっていきますよ。
ただヒゲを剃るだけでは毛穴が目立ちますし、かと言って毛抜きで抜いていると肌が赤くはれ上がってしまったり、もしくは毛嚢炎を起こして肌トラブルが慢性化してしまうこともあります。脱毛してしまえばこうした肌トラブルも起こりにくくなりますし、肌もきれいになるので早めにヒゲ脱毛に通っておくようにしましょうね。