料金が高いほど医療レーザー脱毛の効果もでやすいの?
脱毛の料金って、お店によってほんとにバラバラですよね。特にクリニックの医療レーザー脱毛になると、もともとの単価が高い上に、その中でも飛び抜けて高いところもあれば、「え? エステ並みに安い!」というぐらいの価格設定をしているところもあり、その差はかなり大きいです。
では、医療レーザー脱毛は、やっぱり料金が高いところを選んだ方が効果が出やすいのでしょうか?
料金と効果は比例しない!
医療レーザー脱毛の場合、「高ければ高いほど効果が期待できる!」なんていうことはありません。
クリニックでの脱毛を選ぶ方の場合、「エステサロンは効果が薄いって言うし、確実に脱毛するためにもクリニックがいい!」と、医療レーザー脱毛に対する期待値も高いかと思います。エステサロンで脱毛する女性に比べると、「料金の安さよりも効果重視!」という方が多いのも確かです。
だからこそ、脱毛料金が高くても、「これで効果が出るならそれでいい」と、高額なローンを組んで脱毛に通うことも。
しかし、医療レーザー脱毛の効果の高さを決めるのは料金ではありません。安くても良いクリニックはたくさんありますし、逆に、高くてもイマイチな脱毛クリニックもあります。
効果を決めるのはほとんど脱毛機
医療レーザー脱毛の効果を決定づけるのは、料金の高さではなく、脱毛機の性能です。他にも効果を左右する要素はありますが、ほとんどは脱毛機の性能で決まると言ってもいいでしょう。
医療レーザー脱毛に使用される脱毛機にもいろんな種類があります。まず、レーザーの種類。日本で主に使われているのは「ダイオードレーザー」もしくは「アレキサンドライトレーザー」です。このいずれかは、かならずどこのクリニックでも扱っていると言ってもいいぐらい。どちらも日本人の肌質に合ったレーザーなので、広く採用されています。
他にも、クリニックによってはヤグレーザーやルビーレーザーなどの種類を揃えているところもあり、脱毛する部位やその人の肌質によって使い分けるようになっています。
さらに、同じレーザーの種類でも、機種が異なることもあります。大手クリニックでよく採用されているのは、ダイオードレーザーのライトシェアデュエット、アレキサンドライトのジェントルレーズです。このどちらかの脱毛機を使用しているクリニックなら、高い効果が期待できます。もちろん、肌質や毛質によっては他の機種が合うという場合もありますが、有名なのはこの2つ。でも、クリニックによっては古い脱毛機をずっと使用していることもありますし、効果の劣る脱毛機を使っているところもあります。(←安かったんですかね?笑)
脱毛クリニックの公式サイトを見ると、脱毛機について解説しているところも多いです。そこに書かれている脱毛機が何という機種なのか、どの種類のレーザーなのか、ということがわかれば、あとは自分で検索してその脱毛機の良さを把握することができます。
高いところは設備やサービスが充実している傾向
料金が高いクリニックは、脱毛機以外のところにも、ふんだんにお金をかけている傾向があります。たとえば個室の作り。格安なクリニックだと、個室と言っても薄い壁だったりカーテンで仕切っただけの部屋、ということも珍しくありません。
一方、高いクリニックの場合は完全に仕切られた個室で、なおかつ高級エステのように広々とした空間だったり、置かれている家具がいちいち高級そうだったりします。そういうところは、個室だけでなく、診察室や待合スペースなど、すべてにおいてお金がかかっています。
また、脱毛の施術を医師みずからおこなうようなクリニックだと、料金は高くなります。看護師さんよりお医者さんの方がお給料も高いですしね。お医者さんが施術するところはそれだけお医者さんに診てもらう時間も長いため、料金は高くなります。
このように、設備やサービスが充実しているクリニックだと、どうしても料金は高くなります。でも、別にだからといって効果が高くなるわけではありません。
高級エステのような空間で至れりつくせりの脱毛施術を受けたいという人であれば料金の高いクリニックをおすすめしますが、「脱毛の効果がしっかりあればそれでいい」という人なら、格安なクリニックの中でも使用している脱毛機が良いものなら十分満足できるはずですよ。