ムダ毛の悩みって、けっこう深刻ですよね。ムダ毛を気にして、早くから自己処理を始める女性は多いと思います。

と、冷静に語っているわたしも初めて自己処理をしたのは小学5年生の頃……。それから脱毛に通うようになるまで、ほぼ毎日のようにカミソリで剃るという生活をしていました。たまに毛抜きで抜いたり除毛クリームを試したりして肌がかぶれたことも!

読者の皆さまの中には10代の方や、子供を持つママもいらっしゃると思いますので、ここでは子供の光脱毛について、ご紹介したいと思います。

7歳から脱毛は可能!

脱毛というのは、肌に特殊な光を当てるものです。だから、体への影響が心配、という人も多いんですよね。成人で、妊娠中や授乳中でなければ基本的に誰でも脱毛の施術を受けることは可能です。しかし、問題は子供の場合。大人よりも肌が薄い子供の場合、脱毛の影響もモロに受けそうです。

結論から言うと、エステサロンでの光脱毛は、早ければ7歳から受けることが可能です。

エステサロンによって年齢制限はさまざまですが、今のところもっとも年齢制限がゆるいところが「7歳以上」としています。7歳というと、小学1年生ぐらい。まだまだムダ毛なんて気にしないという子も多いですし、そもそもムダ毛がほとんど生えていないという女の子も多いのですが、遺伝的に、7歳になるころにはけっこうムダ毛が目立ってしまっている子がいるのも事実です。

「18歳以上」としているエステサロンが多い

「中学生のわたしでも脱毛できるんだ!」、「うちの娘にも脱毛を受けさせてあげたい!」と考えている人もいらっしゃるかと思いますが、実際には、低年齢での光脱毛を受け入れているエステサロンは多くはありません。ごくごく少数派です。

一般的なエステサロンでは、脱毛できるのは18歳から(もしくは16歳から)。

これは、専門家の中でも意見が分かれているようですが、「子供に脱毛しても悪影響は無い」という考えもあれば、「子供への悪影響があるかもしれないからやめた方がいい」という考えもあるんです。

また、子供の場合、まだ成長期なので、いくら脱毛をしたとしても成長とともにムダ毛が生えてくるようになり、結局大人になってからまた脱毛しなければならないこともあります。子供のときにお金をかけて脱毛したとしても脱毛を完了させることができず、お金が二重にかかってしまうという問題もあるんですね。

子供の光脱毛は、慎重に決断しよう

未成年が脱毛の契約をする場合、親の同意書が必要になります。親が同意しなければ、子供の脱毛はできません。未成年の方で脱毛に通いたいという人は、親を説得できるだけの根拠を持っておく必要があります。

多くのエステサロンでどうして18歳以上しか脱毛を認めていないのか、18歳未満の脱毛は危険は無いのか、その根拠は何なのか、ということを自分なりに考えて、しっかり親を説得しましょう。

また、親御さんが自分の娘に脱毛させてあげたいという場合も、本当に安全なのか、ということについては自分で考えておく必要があります。わたし自身は医療従事者でもありませんし、脱毛の研究者というわけでもありませんから、ここで「子供の脱毛は安全です」とは言えません。

実際に子供の脱毛を実施しているエステサロンもあることからも、ただちに危険であるということは無いとは思いますが、どのような影響があるかはまだ分からない部分も多いですから、安易に脱毛するのではなく、自分自身で納得した上で子供の脱毛をするようにしてくださいね。