家庭用脱毛器を使ったいたころ、わたしを悩ませたのが肌の乾燥でした。脱毛の施術を受けると肌は乾燥しやすくなるのですが、エステサロンやクリニックの脱毛よりも、家庭用脱毛器の方が肌が乾燥しやすいようです。

しかし、肌が乾燥していると肌トラブルを引き起こしやすくなったり、脱毛の効果も出にくくなるという問題が……。そこで、家庭用脱毛器を使おうとしている人には、乾燥対策を万全にしていただきたいと思っております！

照射後の冷却と保湿は入念に！

お店で脱毛する場合も同じですが、脱毛した後の肌は冷却と保湿が重要です。どちらも十分におこなわないと、肌が乾燥してしまう原因になってしまいます。

まず、冷却について。
家庭用脱毛器を使って自宅で脱毛する場合は、保冷剤を使ってしっかり肌を冷やしましょう。肌を冷やすことによって、肌の乾燥を防ぐことができます。面倒くさいとてきとうに済ませてしまいがちな部分なのですが、休憩のつもりでゆっくりと時間をかけて肌を冷やすことが大切ですよ。

広範囲にわたって冷却する場合は、こちらの記事も参考にしてみてください♪
⇒家用脱毛器と一緒に準備しておきたい脱毛アイテム4選

そして、保湿について。
乾燥対策の基本は保湿ケアです。年齢とともに肌は乾燥しやすくなってしまうので、特にお肌の曲がり角（25歳）を超えてしまった方や、若くても乾燥肌の方の場合は念入りな保湿を心掛けてください。

保湿に使うアイテムは普段使いのボディローションでもいいのですが、乾燥しやすい人の場合は、保湿力の高いローションを脱毛用に用意しておいてくださいね。ニベアや馬油クリームなんかもおすすめです。

脱毛は、家庭用脱毛器を当てただけでは終わりません。冷却・保湿を終えるまでが脱毛の一連の流れだということを理解しておきましょう！

日頃の保湿もしっかりと！

保湿は、脱毛の照射直後だけやればいいというものではありません。日頃からのケアが、肌の乾燥を予防します。脱毛しない日でも、保湿ケアを怠らないでくださいね。

まず、絶対に保湿ケアすべきなのはお風呂あがり。顔のスキンケアはみなさんしていると思いますが、脱毛するならボディケアもお忘れなく！　お風呂あがりには、丁寧に全身のケアもしていきましょう。そうすることで、ただ脱毛しやすい肌を作るということだけではなく、見た目も肌触りもいいつるつる肌になります。女子力アップのためにも、必ず毎日続けましょう。

そして、肌が乾燥しやすい人の場合は特に、朝の保湿ケアも取り入れてみてください。わたしも、普段はそこまでしませんが、脱毛に通っているときや、肌の乾燥が気になるときには朝も全身のケアをしています。お風呂あがりのときと同じように、丁寧にケアしてくださいね。

わたしが肌の乾燥対策に使っているのは、顔用の化粧水＆乳液です。ただのボディローションよりも肌への刺激が少なく、肌がつるつるになるので気に入っています。（ただし乾燥対策が必要なときだけ。お金もかかりますから……）

わたしが今気に入っているのが、アベンヌウォーターとキュレルです。アベンヌウォーターはフランスの温泉水で、顔や体にスプレーして使います。塩素が含まれた水道水によってピリピリした肌をさっぱりさせてくれます。（普段は大丈夫なんですが、肌が敏感になっていると水道水すら刺激になる人、いますよね？）

そして、アベンヌウォーターのあと、キュレルの化粧水と乳液で全身のケアをしていきます。全身に使うとやはり減りが早いのであまり高いものを買うとお財布的にはつらいです。せいぜい2,000円ぐらいのもので肌に合うものを探し、毎日贅沢にケアしていきましょう。

家庭用脱毛器で肌が乾燥してしまう理由

そもそも、家庭用脱毛器を使うとどうしてこんなにもお肌が乾燥してしまうのでしょうか？

それは、家庭用脱毛器から照射される光の熱が、肌にこもってしまうからです。この現象は、クリニックの脱毛でもエステサロンの脱毛でも起こります。

脱毛時の光は一瞬のものなので熱く感じるようなことはありませんが、それでもかなり強い光です。一瞬の光であっても、肌には熱を与えることができます。その熱が冷めるとき、肌の水分も一緒に奪ってしまうことになります。水分を奪われた肌は、当然乾燥してカサカサになってしまいますよね。

エステサロンやクリニックの場合、良い脱毛機を使用しているということもありますが、それでもやはり熱はこもるので、施術後の冷却に時間をかけます。だから、エステサロンやクリニックで脱毛したときには肌の乾燥を感じにくいわけです。

ただ、エステサロンの場合、中には使用している脱毛機があまり良いものではなかったり、冷却の時間を短縮することにより、家庭用脱毛器を使ったときと同じような乾燥を感じることも。施術後に保湿ケアをしていないエステサロンでも、同様のことが起こります。

つまり、脱毛施術後の冷却と保湿さえきちんとしていれば、家庭用脱毛器を使っている場合でも肌の乾燥は防げる、ということ！

自宅で脱毛していると、どうしても面倒くさくて冷却時間を短めにしてしまったり、保湿をすっ飛ばしてしまったりすることもあります。（わたしのようにずぼらな人間がやりがち……）

でも、ここを面倒がって手を抜いたりやらなかったりすると肌のコンディションは悪くなっていしまうのです。肌が乾燥している状態というのは脱毛にとっても良くないことなので、できる限りの丁寧なケアをして乾燥を防ぎ、脱毛の効果を損なわないように注意したいものですね！