家庭用脱毛器で全身脱毛ができると思っているあなた!
今、家庭用脱毛器を買うと、おそらく後悔することになるでしょう。

はっきり言います。家庭用脱毛器でエステやクリニック並みの全身脱毛はできません。

家庭用脱毛器でできないこと・やめておいた方がいいことを知った上で購入しないと、絶対に後悔することになりますよ。

家庭用脱毛器で安全に脱毛できる部位

ワキ
ひじ上
ひじ下
手の甲
手の指
ひざ上
ひざ下
足の甲
足の指

背中

おなか
おしり
Vライン

以上が、家庭用脱毛器で脱毛できる部位です。

商品によっては、顔が脱毛できるものもあります。

こうして見てみると全身脱毛できそうな気がしてしまいますが、抜けている部位があるのにお気づきでしょうか?

そう、IラインとOラインは含まれていないんです!!

IラインとOラインというのは、デリケートゾーンのこと。粘膜もある部分でかなり肌が敏感なところなので、IラインとOラインは家庭用脱毛器では脱毛できません。(一昔前までは、エステでも避けているところがあったんですよ)

「アンダーヘアにも使えます」と宣伝されているものもありますが、これはあくまでもVラインが対象で、取扱説明書にはIラインとOラインへの使用は避けるように書かれていますので、勘違いしないでくださいね!!

家庭用脱毛器で「ちゃんと脱毛できる」部位

上記の部位なら、どこでも脱毛できちゃう☆ っていうわけではありません。残念ながら……。

家庭用脱毛器の照射ができる部位でも、「ちゃんと効果が実感できる」、「自分で照射できる」というわけではないんです。

まず、背中やお尻、あなたは自分で照射できると思っていますか? 体が柔らかい人ならできんこともないでしょう。わたしも、体は柔らかいので届くっちゃあ届きます。

でも、届いたからと言って、首が180度グリンと回って背中を見ながら照射できるわけではありません。脱毛する部位をちゃんと見ずに照射した場合、照射漏れが起こったり、同じ部位に何回も照射してしまって肌を傷めてしまったりと、きちんと脱毛できているとは到底言えない状態になってしまいます。

また、効果が出るかどうかで考えても、ちゃんと脱毛できる部位は限られます。

脱毛の効果が出やすいのは、ワキのような「ムダ毛が濃いところ」です。逆に、産毛には効果が出づらく、もっとも効果が実感しやすいと言われているクリニックの脱毛でも、産毛脱毛には時間がかかるものなんです。

家庭用脱毛器はクリニックで使用している医療用マシンよりかなりレベルが下ですから、産毛の脱毛はほぼ期待できないと言ってもいいでしょう。わたしは、はっきり言って効果を実感できませんでした。ついでに言えば、エステでもほとんど効果を感じなかったです。

産毛の脱毛には使えない、と考えると、「自分で対象部位を目視しながら照射できて、脱毛の効果を実感できる」部位はかなり限られます。

ワキ……◎
ひじ上……△
ひじ下……○
手の甲……×(産毛)
手の指……×(産毛)
ひざ上……△
ひざ下……○
足の甲……×(産毛)
足の指……×(産毛)
首……×(産毛)
背中……×(産毛な上に見えない)
胸……×(産毛)
おなか……×(産毛)
おしり……×(産毛な上に見にくい)
Vライン……◎

ワキ・Vラインの脱毛にはおすすめ! 手脚は日々のお手入れ感覚で

ワキとVラインに関しては、髪の毛ぐらいしっかりした毛が生えている人が多いと思います。これぐらいしっかりした毛だと、効果も出やすくなります。

ひじ下・ひざ下に関しては個人差もあると思いますが、比較的ムダ毛が濃い部分になるので効果を実感しやすいでしょう。ただ、エステ並みというわけにはいかないです。カミソリなどで自己処理するよりはいいかな、という感じ。

手足の脱毛は短期間でキレイにしたいならエステやクリニックをおすすめしますが、低予算で、地道に手入れできればいいという人は試してみてもいいのではないでしょうか?

こうして見てみると、家庭用脱毛器で全身脱毛をするというのは無理があります。主にワキとVラインの脱毛用として購入する分にはいいですが、全身脱毛を夢見ている人は、本当に家庭用脱毛器でいいのか、じっくり考えてみてくださいね!