クリニックで脱毛する際には、「3回」や「6回」など、回数を決めて契約することになります。でも、何回脱毛すれば結果にコミットするのか、自分ではよく分かりませんよね。そこで、脱毛に必要な標準的な回数を、部位ごとにまとめましたので参考にしてください。

※脱毛の効果には個人差があるため、この回数どおりに脱毛すればうまくいく、と断定するものではありません。

レベル1:最低限だけ脱毛したい

自己処理がラクになればそれでいい、というレベル。ワキや腕、脚などこまめに自己処理しなければならないところだけを脱毛しておく、という感じです。

ワキ……6回
手の甲と指……×
ひじ下……6回
ひじ上……×
足の甲と指……×
ひざ下……6回
ひざ上……×
Vライン……6回(サイドのみ)
Iライン……×
Oライン……×
胸……×
おなか……×
背中上……×
背中下……×
おしり……×
えりあし……×
顔……6回(口周りのみ)

最低限だけ脱毛するなら、これぐらい。顔は、鼻下とあご、つまり「ひげ」が気になる人は脱毛しましょう。元から薄くて自己処理していない人なら、顔は省いてもいいですよ。

レベル2:全体的に脱毛したい

ほぼ全身、自己処理しなくてもほとんど気にならない、というレベル。標準的な脱毛です。ただ、どうしても数本は残る場合があり、その場合はサッとカミソリで剃ってしまえばOK、という感じの仕上がりだと思ってください。

ワキ……6回
手の甲と指……6回
ひじ下……6回
ひじ上……6回
足の甲と指……6回
ひざ下……6回
ひざ上……6回
Vライン……6回
Iライン……6回
Oライン……6回
胸……6回
おなか……6回
背中上……6回
背中下……6回
おしり……6回
えりあし……6回
顔……9回

ムダ毛が薄いところまですべて脱毛するなら、はじめから全身脱毛で契約した方がお得です。もちろん、「お得」と言っても30万ぐらいはかかってしまいますが。(顔入れて40万ぐらい)

人によっては「おしりは脱毛しなくていいや」と省きたい部位もあると思うので、必要な部位だけチョイスしていってくださいね。ただ、省きたい部位があっても、脱毛したい部位の方が多い場合は全身脱毛のプランの方がお得になることが多いので、カウンセリングのときに料金プランをしっかりチェックしてみてください。

レベル3:完全に脱毛したい

がっつり、残りの1本まで完璧に脱毛したい!! というレベル。多少お金がかかってでも、完全に自己処理いらずで、つねにどこからどう見られても完璧な肌になりたい! という人向けの回数です。

ワキ……6回
手の甲と指……6回
ひじ下……6回
ひじ上……6回
足の甲と指……6回
ひざ下……6回
ひざ上……6回
Vライン……6回
Iライン……6回
Oライン……6回
胸……6回
おなか……6回
背中上……6回
背中下……6回
おしり……6回
えりあし……6回
顔……9回
+ニードル脱毛5万円分ほど

レーザー脱毛の回数自体は、標準的な回数となっています。ただ、これだとほとんどのムダ毛を処理することができるものの、ほんの数本程度は残ってしまうこともあります。しかし、ほんの数本だけのために追加契約をするのはもったいないですし、「今度こそ完璧!」と思ってもまた他の場所が生えてきたりときりが無いです。

そこでおすすめしたいのがニードル脱毛。ニードル脱毛の場合は「1本あたり」もしくは「1分(10分あたり)という料金体系になっているため、レーザー脱毛後のほんの少しのムダ毛処理であればかえって安くなるんです。

「5万円分ほど」とアバウトな書き方で申し訳ないのですが、クリニックによっても値段の差が大きく、また、料金体系も一律ではないためこのような書き方になっています。とにかく、「とことん脱毛したい!」という人にはレーザー脱毛とニードル脱毛の併用がおすすめです。レーザー脱毛だけで完璧に脱毛しようとするとお金も時間もかかりすぎるので、ニードル脱毛も考えてみてくださいね。