ニードル(針・電気)脱毛は、医療レーザー脱毛や光脱毛とはまったく異なったアプローチで脱毛する方法のため、レーザーや光では対応できない部位・毛質のムダ毛でも脱毛ができます。

とは言え、ニードル(針・電気)脱毛初心者の方が、適切に脱毛方法を選ぶのは難しいもの。ここでは、ニードル(針・電気)脱毛すべき部位をまとめましたので、ぜひ参考にしてください!

レーザーでも対応できないほどの産毛

まずは、「産毛」です。産毛は医療レーザー脱毛でも脱毛できますが、あまりに薄い産毛の場合はレーザーでも反応せず、何回脱毛に通っても効果が感じにくいことがあります。

◎顔
鼻下のように濃いめの産毛ならレーザー脱毛で十分ですが、もともと産毛が薄めの人だとレーザーでは反応しにくいです。何度かレーザー脱毛をして効果を感じにくければ、ニードル(針・電気)脱毛に切り替えることをおすすめします。

◎甲と指
手や足の産毛も、ほとんどはレーザー脱毛で脱毛できるものですが、どうしても数本残ってしまうことがあります。残ったムダ毛はしつこくレーザーを当てるよりも、さっさとニードル(針・電気)脱毛をしてしまった方がすぐに脱毛が終了しますよ。

◎お腹・胸
個人的には、あまり目立たない部分なのでニードル脱毛まではしなくてもいいかな、と感じる部位ではありますが、完璧な脱毛を目指したいなら、ニードル脱毛も取り入れるといいでしょう。ただし、範囲が広い部位なので脱毛料金も高額になります。

色素が濃い部位

レーザー脱毛や光脱毛というのは、黒いものに反応するレーザー・光を当てることによって毛根にダメージを与えます。つまり、「肌が白くてムダ毛が濃い」というのが前提なんです。もし、肌の色も黒ければ、レーザーや光を使った脱毛はできません。

◎乳輪
乳輪はどれだけピンク色だと主張してみても、他の部分の肌と比べれば色が濃いことは間違いありません。残念ながら、乳輪の脱毛はレーザーでは無理です。ニードル(針・電気)脱毛なら対応できます。

◎Iライン・Oライン
VIOの中でも、IラインとOラインは色素沈着していて、医療レーザー脱毛が難しい人もいます。しかし、医療レーザー脱毛が無理だとしても諦めてはいけません。ニードル(針・電気)脱毛なら色素沈着を起こしている部位でも脱毛できます。

白髪もニードル(針・電気)脱毛で!

レーザーや光による脱毛は「肌が白くて毛が黒い」必要があります。肌が白くても、ムダ毛まで白ければレーザー・光は反応しないんです。ニードル脱毛であればムダ毛の色は関係ありませんので、白髪や金髪のような色のムダ毛でも脱毛できますよ。

白髪が生えている部位がある方は、ニードル(針・電気)脱毛で処理してしまいましょう。

肌荒れしている部位

肌が荒れていると、脱毛はできないと言われています。脱毛は自己処理に比べると肌へのダメージが無いと言われていますが、これは、必ずしも正しいとは言えません。

脱毛をすれば、脱毛完了後は自己処理の必要が無くなるので肌へのダメージを与えずに済みますが、脱毛に通っているあいだはどうしても多少の刺激はあります。

しかし、ニードル(針・電気)脱毛の場合は毛穴に電気針を刺すことによってピンポイントでダメージを与えることができるため、肌への刺激は最小限に抑えることができます。

そのため、肌が弱く脱毛をするのが心配な方でもニードル脱毛ならやりやすいですし、部分的に肌荒れしているという人でも、問題なく脱毛できるというのが魅力です。

脱毛の仕上げとしてもおすすめ

医療レーザー脱毛や光脱毛に通っていると、最後の方はかなりムダ毛がまばらになって、施術時間も短くなってきます。うっすらとまばらに生えているムダ毛のためだけに、脱毛コースを追加契約するのももったいないですよね。見えている毛がかなり少なくなってきてからは、ニードル(針・電気)脱毛に切り替えることで効率よく脱毛することができます。

レーザーや光を当てる回数を減らせる分肌へのダメージも少なくなりますし、料金的にも、最後の方の仕上げだけならニードル脱毛の方が安くなることが多いです。

◎Vラインサイド・ワキ
ムダ毛が濃いところなので、うっすらとまばらに残っているだけでも気になる部分です。残り数本は、ニードル脱毛で処理してしまう方が早いですよ。

◎腕・脚
普段から人に見られることが多い部分なので、最後にニードル脱毛で仕上げるのがおすすめ。レーザーや光だけの脱毛よりもキレイに仕上がるので完璧を目指す人向けです。

このように、ニードル(光・電気)脱毛には他の脱毛方法では対処できないムダ毛にも対応できるため、うまく使い分けて通うのが良いでしょう。